続・空を見ればあしたが見える:気象予報士さんの闘病記 雨上がりの虹を目指して

(著) 石井賢次

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作品詳細

[商品について]
―落ち込んだってしようがない。前向きにがんばってみよう―
非常勤講師を務める傍ら、小学校のPTA会長への就任、そして長年の目標だった気象予報士になるという夢を叶えた著者。その貴重な体験を一冊の本にまとめたところ、予想を上回る数の注文に加え、新聞社からの取材にラジオ出演と、大きな反響がつづいた。ところが、そんな幸福の絶頂にいた矢先、想像もしていなかった「前立腺癌」の診断を受ける。ーー不安な心境と激しい痛みを乗り越え、ようやく復活の兆しが見えた頃の再発。放射線治療。お世話になった先生、そして母との別れ・・・。それでも、大切な家族や仲間、病院の人たちに支えられながら、雨上がりの虹を目指して歩み続けた。学校関係者をはじめ、多くの読者の感動を呼んだ『空を見ればあしたが見える : PTA会長は気象予報士さん』待望の続編。

[目次]
序章 手 術
第1章 人生の明暗
1. 初めての出版
2. 新聞社の取材
3. NHKFM放送に生出演
4. 暗闇の世界へ
第2章 母への想い
1. 母危篤、九十三歳で永眠
2. 晩年に二度の大手術
3. 葬儀続き
第3章 大手術
1. 平成十六年九月二日
2. 退院延期
3. 退院後の苦闘
4. 復活の兆し
第4章 病は気から――地域に貢献
1. 講師は続く
2. 高校社会人講話
3. いすみ市防災会議
4. 小学校家庭教育学級
5. 区長は忙しい
第5章 がん、友の会
1. 友の会発足
2. 温泉療法
第6章 再 発
1. 再び暗闇の世界へ
2. 人生の応援者
3. 坐骨神経痛
第7章 再起へ
1. ザクロの効能
2. セカンド・オピニオン
3. 悲しい出来事
4. 放射線治療
終 章
著者略歴

[担当からのコメント]
幸せの絶頂にいた日々から、突然の癌の宣告。しかし普通の人なら挫けてしまいそうな逆境にも、著者は前向きな姿勢で果敢に挑みます。同じようにいま闘病中の方はもちろん、悩みの尽きない人生に立ち向かうすべての人におすすめしたい一書です。

[著者略歴]
石井賢次(いしい けんじ)
昭和26年、千葉県夷隅郡夷隅町(現いすみ市)に生まれる。
平成14年度、千葉県教育委員会の非常勤職員に任命され、以降、いすみ市内の小中学校で特別非常勤講師を務める。
気象予報士。

既刊著書
「空を見ればあしたが見える PTA会長は気象予報士さん」(文芸社平成16年)

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