自分を変えたい人のためのABCモデル:教育・福祉・医療職を目指す人の応用行動分析学(ABA)

(著) 今本繁

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作品詳細

[商品について]
本書は、医療・看護や福祉の分野での活用が期待される応用行動分析学を、ABCモデルによって、初学者にも分かりやすく、また実践できる様に解説する。「行動とは何か」という基礎から始まり、最終的には応用行動分析の手法を地域社会にまで広げながら応用力を養える構成となっており、最終的には人類が取り組まなければならい様々な課題であるの一例として地球温暖化の問題を取り上げ、その大きな要因の―つである大量生産・大量消費という経済活動を企業側の生産行動と消費者側の消費行動の観点で理論分析することで、応用行動分析の方法論を応用して地域社会のみならず人類社会全体の変革を促す取り組みとなり得ることを示していく。これは、2015年国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)にもつながる考え方である。学生や医療・福祉の専門職のみならず、地域社会に関わる全ての人が一読すべき内容となっている。

「目次]
はじめに
序章 ABCモデルとは?
Ⅰ.理論編
 1章 行動分析学
 2章 目標設定
 3章 アセスメントと記録
 4章 計画
 5章 介入
 6章 確認と評価
Ⅱ.実践編
 7章 セルフマネージメント
 8章 パフォーマンスマネージメント
 9章 不安や恐怖へのアプローチ
 10章 医療・リハビリテーション分野への応用
 11章 コミュニティや社会問題へのアプローチ
付録1 練習問題の解答
付録2 授業で提出する実践課題
付録3 実践レポートのまとめ方
参考文献
索引

[出版社からのコメント]
行動科学は一般には馴染みが薄いですが、医療や教育、スポーツなど様々な分活用が期待される方法論です。本書は本格的に行動科学を学びたい方にとって最適ですが、本書単体でも、私たちが日常生活で実践し活用するだけ分につけることができます。本書の手法を多くの方が学ぷことで、身近に直面する問題や、地域社会の活性化など持続可能な開発目標(SDGs)を推進する一助となると期待しています。

[著者プロフィール]
今本 繁(いまもと・しげる)
1997年 筑波大学博士課程心身障害学研究科教育学修士取得.
1997年 社団法人大野城すばる園にて研究及び非常勤指導員.
1999年 国立肥前療養所(現肥前精神医療センター)心理療法士.
2000年 Western Michigan University 心理学部行動分析学夏期講座修了.
2001年 University of North Carolina at Chapel Hill医学部精神科
Division TEACCH, Greenville TEACCH Center インターン研修.
2002年 西南女学院大学・保健福祉学部・福祉学科.専任講師
2006年 ピラミッド教育コンサルタントオブジャパン(株)代表取締役
2015年 ABC研究所 代表
2017年 合同会社ABC研究所 代表社員(現職)
教育学修士(筑波大学)臨床心理士(登録番号7644)
自閉症スペクトラム支援士EXPERT

主な著書に「対人支援の行動分析学」(ふくろう出版)「自閉症の子どもたちの生活を支える―すぐに役立つ絵カード作成用データ集」、訳本に「見える形でわかりやすく」(エンパワーメント研究所)「絵カード交換式コミュニケーションシステム第2版」(ピラミッド教育コンサルタントオブジャパン)など

ウェブページ:http://www.abclab15.com/
フェイスブック:https://www.facebook.com/shigeru.imamoto

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