マイホーム再建――住宅生協の倒産という危機を乗り越えて、225名の組員はいかにして住宅建設を成し遂げたのか

(著) 作田一雄

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作品詳細

[商品について]
―住民による「団地の自主建築」はいかにして完遂されたのか―
1970年7月18日、新聞各紙が一面で報じた「東京住宅生協倒産」のニュース。それは五香六実団地開発にマイホームの夢を託していた225名もの入居予定者にとって、まさに青天の霹靂だった――本書は、事業会社の倒産という不測の事態を乗り越えて自主建設という道へと至るまでの、22年にもわたる入居者たちの奮闘の日々の記録である。「東京住宅生協五香六実団地組合」の結成、総会や行政との折衝、訴訟手続など、六高台団地だけでなく住宅建築に悩む全ての方にお届けする一書。

[目次]
はじめに
1、[衝撃の報道]
2、[五香六実団地自主建設年表] 1986,12,9
3、 自主建設をふりかえって
4、 資料 第10回総会討議資料 (1973,7,15)
5、あれから50年の感想文
6、当時の写真
7、東京住宅生協ピンチ 詳報(毎日新聞コピー)
あとがき
著者略歴

[担当からのコメント]
倒産報道の翌日の入居者総会では225名中186名が集まり、その場で自主建設の方針が決まったといいます。なぜこれほどまでに、見ず知らずの人達が迅速に一致団結できたのでしょうか。バラバラになるのをつなぎ止めたのはなんだったのでしょうか。住宅建築に関するトラブルが多い今、ぜひ多くの方に本書をお読みいただければ嬉しく思います。

[著者略歴]
[筆者]
作田 一雄(さくた かずお)

昭和10年生まれ(1935年)
東京住宅生協五香六実団地組合 事務局長職を担当

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