地球と人類の歩み : 聖書のいう「この世の始まり」から地球史的に見た現代まで

(著) 土屋榮夫

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作品詳細

[商品について]
――縄文時代最大の噴火であったといわれるのは、次のどれでしょうか。
1.二ツ岳渋川噴火、2.鬼界アカホヤ噴火、3.エトナ火山噴火
正解は、本書「6-5 古代文明人の神像」をご覧ください。
本書は、歴史学と考古学からもたらされた知見と地球環境の変遷からもたらされた知見から、彗星がもたらす周期的な地球規模の大変動(イベント)と重なる歴史事変をイベントと関連付けて解釈し、世界的に環境変化を起こす原因にまで踏み込んで考察を加えた「約6500年前から現在までの、人類史を含めた地球史の試案」である。イザナギ・イザナミから始まる日本の歴史からメソポタミアやエジプトなどの古代文明、イエス・キリストの登場、近代科学の時代まで、創造的な視座をもたらす新たな人類史として示唆に富む内容となっている。

[目次]
まえがき
序 章
第1章 この世の始まり ――イベント4.2(西暦前4200年頃)
第2章 古代文明の曙 ――イベント3.5(西暦前3500年頃)
第3章 古代文明の始まり ――イベント2.8(西暦前2800年頃)
第4章 古代文明の明暗 ――イベント2.1(西暦前2100年頃)
第5章 古代文明の再構築 ――イベント1.4(西暦前1400年頃)
第6章 古代文明の終焉 ――イベント1.2(西暦前1200年頃)
第7章 ヨハネとイエスの終末、パウロの終末 ―― イベント0(西暦30年頃)
第8章 神の世から人の世へ ――イベントAD1.4(西暦1400年頃)
あとがき
著者略歴

[出版社からのコメント]
現在では当たり前のように使われるビッグバンも、その登場時は常識外れの異説のように見られていたことからも分かる通り、私たちが現在持っている常識的な思考や見解は、必ずしも真実を見る眼としては有用ではないのかも知れません。人類や地球がどのような道を歩んできたのか、本書を通じて、ぜひ創造的思考をもって味わい楽しんでいただければ嬉しく思います。

【著者略歴】
土屋 榮夫(つちや・ひでお)

1934年東京生まれ、1958年横浜国立大学工学部機械工学科卒業。
同年、現セイコー入社。時計、情報機器等の設計製造に携わる。1994年同社定年退職。
著書に『復元 水運儀象台──十一世紀中国の天文観測時計塔』(山田慶兒共著、第13回日刊工業新聞技術・科学図書 審査委員会特別賞受賞)新曜社、1997年がある。

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