展海の歴史に学ぶ:21世紀の沖縄物産論

(著) 宮城弘岩

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作品詳細

「物産を見ていく限り、琉球は、日本の版図には入らない。大交易時代に海外に飛躍し自由に進貢貿易体制を活用し、琉球国を支え、経済を成り立たせていた物産が、如何なるものであったか。」(本文より)
沖縄物産の歴史と本質、メカニズムを説き明かし、新たなる物産の産業化と島々の都市化の可能性を探った一冊。第一部では「中世及び近代琉球の物産について」、第二部では「現代沖縄の物産について」を追求する。沖縄振興に関する書籍を多数出版している著者による、21世紀の沖縄物産論。

【著者プロフィール】
宮城 弘岩(みやぎ・ひろいわ)
1940年(昭和15)生まれ、沖縄県南風原町出身
早稲田大学、国立台湾大学経済学研究所(修士)卒業
国際監査法人プライスウォーターハウス、(株)山崎鉄工所(ロボットメーカー、現ヤマザキマザック)、(社)沖縄県工業連合会専務理事、同副会長、(株)沖縄県物産公社代表取締役専務を経て、(株)沖縄物産企業連合代表取締役、取締役会長に就任、現在に至る
(社)中小企業診断協会理事、同沖縄県副支部長、中小企業診断士(工業)
沖縄大学非常勤講師

主な著書
『中国近代市場形成の特質』(中国語文、1969年)、『ズバリ沖縄診断』(第一集・1986年、第二集・1987年)『「沖縄発」の時代 その経済原論をさぐる』(1988年)、『沖縄をこえるもの』(裁弘義との共著・1990年)、『ポスト香港と沖縄』(1991年)、『沖縄自由貿易論』(1998年)、『沖縄の物産革命』(2003年)、『新時代の沖縄経済と交易』2014年
その他沖縄振興に関する小論文多数

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