情熱英語教師のススメ : 子どもをやる気にさせ、子どもの心にのこる教師になる方法

(著) 上西幸治

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作品詳細

[商品について]

―教師という仕事が扱うのは、教科書の中にある知識ではなく、人生である―

凡庸な教師はただ喋る

良い教師は説明する

優れた教師はやってみせる

偉大な教師は心に火をつける

本当に良い教師とは生徒に知識を植えつけることが上手い教師ではない、生徒の心に火をつけることができる教師である。では良い教師になるためにはどうすれば良いのか――高校と大学で教師として教育に携わってきた著者が、これまで培ってきた自身の経験をもとに、多忙を極める教師が日々の中で意識すべき心構えや姿勢を分かりやすく解説する。


[目次]

はじめに

第1章 (英語)教師とは

生徒の心に火をつける教師

Role model(人生の師)としての教師

(英語)指導力を磨く教師

心に残る教師

人としての礼節を知る教師

信頼される教師(英語力)

明朗・快活な教師

勇気を与えられる教師

感動を与えられる教師

教師の原点を念頭に置く教師

人の生き方を語れる教師

情熱のある教師

信念のある教師

第2章 (英語)教師としての心がけ

教えることは学ぶこと

夜寝る前はプラスのイメージで快眠

周囲の人たちへの感謝をもって!

学習者の悩みに耳を傾けよう!

自分を勇気づける言葉を持とう!

体力を維持しよう!

自己研鑽しよう!

アンテナを広げて!

海外で見聞を広めよう!

生徒からの評価を肥やしに!

生徒のRole modelであることを意識して!

校外研修に参加しよう!

英語力の土台作りから!

同僚と励まし合おう(協力し合おう)!

教員相互の授業研究(観察)

海外体験を英語で記録として残そう!

アウトプット活動を心がけて!

人生に関わる知識を持とう!

楽しく仕事をしよう!

自らの英語体験を語ろう!

第3章 生徒理解と教師発話

生徒への激励(授業外)

生徒への激励(授業内)

英語学習の意義

教師の声かけ・話を聞く姿勢

学習者個々の(思いへの)理解

発話練習の必要性

英語学習の困難性

言葉以外も大切に!

発問の工夫

日々の観察からの対話

第4章 英語指導の実際

第1節 英語授業前

学年最初の授業

クラス実態を知る

よりよい発音に向けた努力

英語に興味を持たせる工夫

英語を楽しませる工夫

プラスのイメージを持って(授業に臨もう)!

分からせる工夫

時間経過の早い授業を目指して!

生徒の質問予測

英語を使わせる工夫

積極的にActivityを取り入れよう!

授業内容の焦点化

Virtual Teaching(仮想練習)

実践を形にして残そう!

第2節 英語授業中

最初が肝心

褒めることの効用

成功体験をさせよう!

とにかく注意(声かけ)をしよう!

積極的にClassroom Englishを使おう!

板書の仕方を考えよ!

演技者になろう!

インタラクションを重視

心に余裕を!(完璧を課さない)

机間指導の活用

アクセントをつけた授業

タイミングを大切に!

生徒を引きつけよう!

明るい表情で!

第3節 英語授業後

授業をモニターしよう!

教案と実際の授業

教材について考える!

生徒の発話量は?

生徒からの授業アンケート評価

教師の視点では?

プラス思考で次へ

発信力を踏まえた英語指導?

楽しい授業?

第5章 演習編

目標に向けた指導工夫

授業内容の焦点化

人の生き方を語ろう!

Activityを積極的に活用

Activityを積極的に活用(あなたの指導案)

Activityを積極的に活用(筆者の指導案)

英語の誤りの指摘は?

やる気にさせる工夫

<授業手順>

付  録

楽しいと思える授業に向けて!

楽しいと思える授業に向けて<解答例>

参考文献

おわりに

著者略歴


[担当からのコメント]

本書は教師のための教育参考書として書かれた作品ですが、教育に携わらない方であっても、人生をより良く生きるための自己啓発の参考書としてお役立ていただける内容になっています。ぜひご一読ください。


[著者略歴]

上西 幸治(うえにし こうじ)


1957年 広島県賀茂郡高屋町(現東広島市)生まれ。

1980年 関西学院大学文学部教育学科卒業後,広島県立高等学校英語教諭。

1997年 広島大学大学院学校教育研究科博士課程前期修了。(言語教育専攻)

2005年 広島大学大学院教育学研究科博士課程後期修了。(文化教育開発専攻)

    博士(教育学)取得。

2007年 摂南大学外国語学部准教授。

2012年 広島大学外国語教育研究センター教授。

2020年 福山大学大学教育センター教授。


主要著書・論文

『英語教科書の歴史的研究』(辞游社,2004年 共著)

「A Study of Factors Contributing to English Speaking Proficiency: Comparing Japanese High School and University Students' Speaking Factors」(『全国英語教育学会紀要』2004年第15巻 pp.119-128)

「A Study of Factors Contributing to English Writing Ability: With a Focus on Two Types of Writing Task」(『全国英語教育学会紀要』2006年第17巻 pp.71-80)

『LONGMANロングマン英和辞典』編集・校閲・調査協力(桐原書店,2006年)

『Factors in Determining English Speaking Ability: With a Focus on Japanese EFL Learners』(溪水社,2007年 単著)

『英語でプレゼン!』(丸善京都出版サービスセンター,2009年 単著)

『Ryu's Misadventures Abroad』(ふくろう出版,2012年 単著)

「Creating criterion for benchmark sentences for the development of a new English Readability Index: Ozasa-Fukui Year Level, Ver.3.5nhnc1-6」(International Conference of Social Sciences and Business, Proceedings 2016年 pp.395-404 共著)

『English for World Travel』(英宝社,2016年 共著)

『人生、夢に向かってチャレンジ!』(丸善京都出版サービスセンター,2017年 単著)

「Correspondence Analysis of Three Japanese EFL Textbooks: In Reference to the Improvement of a Criterion Measure for a Readability Tool」(International Conference on Education, Psychology and Learning (ICEPL) Proceedings 2017年 pp.49-60 共著:学会賞受賞)

「Correspondence Analysis of Teaching Materials and Potential Relationships between the Materials and Student Awareness」(International Conference on Education, Psychology and Learning (ICEPL) Proceedings 2018年 pp.158-171 単著:学会賞受賞)

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