日常エッセイ集 続・鰯雲:わたしの住む街の空
(著) 臼井淳一
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―この鰯雲の空の下に、貴方は何を感じるだろうか―
妻と子供を連れて近所の祭りに出かけた夜に起きた初恋の人との偶然の再会、小学校時代の一風変わった校長先生のウィットに富んだ朝礼の記憶、与謝野晶子の歌が似合う史跡に感じる時の流れの情景、叔母が語る数年前に亡くなった夫の最後と新美南吉の『でんでん虫の悲しみ』――前著『日常エッセイ集 鰯雲:わたしの住む街の空』に続き、「鰯雲」の想いを失うことなく書き続けた「気の向くまま」の日常エッセイ第2弾。
[目次]
序に代えて
夏祭りの夜に
かまきり
胸が痛い
朝礼の記憶
いい人
運動会
母
沼ノ原
次男のコラム
海上
スーツ
国分寺跡
百足
踏切(コロナ禍の春)
桜山で
発熱
雨月物語
憂しと見し世ぞ
重吉の詩
波音
文学賞
好きな短歌
お焚きあげ
訃報
空想癖
心の闇
読書会
通りの神秘と憂愁
異邦人
学習机
国歌
宝登山
あのひと
でんでん虫の悲しみ
執筆を終えて
著者略歴
[担当からのコメント]
何気ない日常の向こうから現れる、あるいは何気ない日常の中に潜んでいるちょっとした宝物を描いたエッセイは、いつ読んでも楽しいものです。本書はまさにそんな楽しみ方ができる作品ばかり。著者がどっぷりと浸かって来たであろう文学という文化を味わうも良し、きらりと光る日常エッセイとして読むも良し、前作同様どうぞ皆ごゆっくりお楽しみください。
[著者プロフィール]
臼井 淳一(うすい・じゅんいち)
昭和30年3月1日生まれ
群馬県前橋市総社町在住
昭和53年3月、法政大学法学部卒業
昭和53年4月、群馬県庁入庁
平成27年3月、群馬県庁退職
現在、前橋文学館友の会随筆グループ「青竹」会員
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