春夏秋冬の賦: ある経営者の自分史

(著) 小菅一憲

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作品詳細

「どこまで生きるか。命の限り、微力ながら世に尽くす生き方をしたい」(本文より)
自転車部品の製造からスタートし、常に技術革新の時代を先取りしてきた「東洋パーツ株式会社」。その現社長が自身の人生と会社の歩みを綴った一冊。誕生と父母のこと、小学校に入る前の二・二六事件、戦争体験した青春時代、弟の死と闘病生活、そして会社設立から事業展開——
不屈の精神で、人生を歩み、会社を成長させた男の、胸を熱くする自叙伝!!

【著者プロフィール】
小菅 一憲(こすげ かずのり)

昭和五(一九三〇)年一月東京に生まれる。

昭和二十(一九四五)年終戦。二ヵ月前まで勤労動員で空襲下、機械工場で働く。

昭和二十三(一九四八)年、弟の死とともに、私自身も結核になり、療養生活が続く。

昭和二十五(一九五〇)年、東京に出る。

放浪の末、板橋志村(古川金属)で働く。

二年後、昭和二十八(一九五三)年、父の失業が創業のきっかけとなるが、五里霧中。

独立六年目の昭和三十四(一九五九)年、埼玉県庁商工部の企業診断による指導を受け、工場内の近代化をはかり今日にいたる。

現在、東洋パーツ株式会社会長・(一社)日本

甲冑武具研究保存会顧問ほか。

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