船旅逍遥――北欧・北極圏をめぐる106日間世界旅【漫画付き】

(著) 戸山和子

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作品詳細

[商品について]

―あの船旅が、コミックと文章でよみがえる―

(本作品は、『船旅逍遥――北欧・北極圏をめぐる106日間世界旅(22世紀アート) Kindle版』の一部をコミック化したものです)

世界を巡る旅。それは、それぞれの土地を巡る旅であると同時に、歴史と人々に触れる旅でもある。本書は、10代のころから世界を旅することに憧れて、ひょんなことから地球一周船旅に参加して以来すっかり船旅の虜となった著者が、三度目の世界一周として北欧と北極圏を巡る船旅に出た、その記録である。台湾からアジアを通り、ギリシャ、イタリア、スペインなどの南ヨーロッパからいよいよ北欧へ。バイキングやノーベル、グリーグなど人々の歴史を人生に思いを巡らせ、美しい風景の中で社会保障や人間の幸福について考える――。70代になって尚、このような旅ができる幸せを噛みしめ、多くの学びと経験を積み重ねながら過ごした3か月余りの旅を、思い出と共に振り返る。



[目次]

広がる視野

一章 三度目のアジアの国々

1 台湾(中華民国)で考える人権

2 シンガポール共和国で見る繁栄と戦跡

3 スリランカ民主社会主義共和国での交流

二章 久々のヨーロッパの国々

1 ギリシャ共和国で感じる人間の偉大さ

2 イタリア共和国の島で石の文明に触れる

3 スペインで、サグラダ・ファミリアを堪能

4 ポルトガル共和国で垣間見た、大航海時代の遺産

5 フランス共和国で、海岸の町を歩く

6 ロシア連邦で華麗さに浸る

三章 一度は訪れたいと思っていた北ヨーロッパの国々

1 フィンランド共和国で、静けさに浸る

2 スウェーデン王国で、ノーベル賞や自由な女性を考える

3 デンマーク王国で、幸せについて考え古城を巡る

4 ノルウェー王国で、グリーグの人生を想う

5 アイスランド共和国で、未知の自然を見る

四章 初めての都市で楽しみな、北米大陸の国々

1 カナダ東部から、見えてくる物事に期待する

2 アメリカ合衆国で、中心部にあるものを見る

五章 中南米の国々と西海岸で、さまざまの風景を見る

1 キューバ共和国で、翻弄された様子を垣間見る

2 ケイマン諸島(イギリス領)で、ビーチを歩く

3 コロンビア共和国で、南米大陸の北端を歩く

4 パナマ共和国で、パナマや運河の歩みを考える

5 コスタリカで、港町やサンホセを見る

6 メキシコ合衆国で、伝統舞踊を楽しむ

7 再びアメリカ合衆国のシアトルで、自然に触れる

あとがき

参考文献

著者略歴



[出版社からのコメント]

船旅には他の旅にはない独特の魅力がありますが、どこまでも広がる空や海が地球という存在を感じさせることも理由の一つではないかと思います。本書を通じて、そんな旅の魅力をじっくりと味わっていただければ嬉しく思います。



[著者略歴]

戸山和子(とやま かずこ)



1947年、山梨県生まれ。

埼玉県在住。

公立小中学校の教師を経て主婦に。

その後、短編小説やエッセーを書いている。

著書に『見て聞いて101日間の地球一周船旅』『南半球巡り105日間の地球一周船旅』などがある。

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