MANNEQUIN: 美しい人体の物語

(著) 欠田誠

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作品詳細

2019年4月30日放送のTBSテレビ「マツコの知らない世界」に出演‼
世界が認めたマネキン作家・欠田誠が明かす、自身の歩みとファッションの舞台裏——

「よいマネキンはステージに置くだけで、それほどディスプレイを施さなくても、独特な雰囲気で魅力ある空間を作る力を持っている。モードの世界で生きるマネキンの魅力は時代とともに移り変わっていく。マネキンは時代を映す鏡だといえるだろう。」(本文より)

大正期芸術運動を背景に京都で誕生した「島津マネキン」、目を見開いたままの全身を型取りする技術、シャネルやサンローランのマネキンの制作秘話、ウインドウ・ディスプレイの変遷など……
貴重な写真とともに語られる、あなたの知らないマネキンの世界! 

【著者プロフィール】
欠田 誠(かけだ・まこと)
一九三四年、東京都生まれ。京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)彫刻科在学中に二科展に出品、特待賞を受賞。卒業後の五七年、七彩工芸(現・七彩)に入社、マネキン原型制作をはじめる。六一年、二科展で二科銀賞受賞。六四~六五年、インターナショナル・コッペリア社の招きによりスペインで制作に協力。七〇年、七彩工芸の技術スタッフと目を見開いたままの人体を型取りする技術(FCR)の開発に成功。七彩工芸グループはこのスーパーリアル・マネキンで、七一年、「視覚の錯覚」展を開催、七五年、ジャパン・ショップ'75で技術開発賞、日本商工会議所会頭賞を受賞。七彩退職後、トーマネにてサンローランやシャネルのオリジナル・マネキン等を制作。ヤマトマネキンにて新スポーツマネキン等を制作。

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