心療内科医が教えるトラウマとの闘い方

(著) 根岸鋼

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作品詳細

「トラウマとは、その人の人生観も表しています。トラウマが解消されないのは、いわゆる加害者側の通常観念の無視、他人を同胞として大切にしない風潮も、一役買っているかもしれません」(本文より)本書は、心療内科医の著者が自らのトラウマを踏まえて自身の人生を振り返りつつ、自ら対処していく姿の紹介や心療内科の診察室からトラウマや不安などの克服法、受診の心構えや治療の進め方などを綴った医療エッセイ——心の傷にサヨナラをいう勇気を与えてくれる一冊!

【著者プロフィール】
根岸 鋼(ねぎし・こう)
1950年杉並区生まれ、桐朋高等学校卒業。
1977年 日本医科大学卒業

日本医科大学第2内科、防衛医科大学第3内科、日本医科大学第1病理学教室などを経て、1988年に西荻聖和クリニックを開設。
・医学博士
・日本病理学会認定医(非更新)
・日本心身医学会認定医
・日本人間ドック学会認定指定医

著書など
『神経性食思不振症』(医学書院、共著、1985)
『神経性食思不振症と過食症』(星和書店、共訳、1986)
『ストレス死・チェック』(廣済堂出版、共著、1987)
『よくわかる自律神経失調症』(ナツメ社、監修、2001)
『からだが疲れる』(チェリーハウス、監修、2004)
『認めてもらいたい人達』(文芸社、2008)
その他、健康雑誌(「元気が出るからだの本」「SAITA」「Begel」など)の監修。
TV、ラジオ出演。
1993年より西荻心理相談室を開設し、当院の患者さんのみを対象として、有料で心理療法を展開している。

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