病気の隣にやさしさがある: 闘病ではない慢性病体験記

(著) 髙谷修

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作品詳細

苦難を“力”に変える方法がここにある‼
「人生には苦しいことや悲しいことがたくさんあります。しかし、この苦難に意味をみつけ出すと、生きる力や勇気が湧いてきます。これから、苦難の意味づけの旅へご案内致します。」(本書「はじめに」より)
5歳の頃に、手足を動かすとすぐに疲れ力が入らなくなる病気「重症筋無力症」を発症した著者が、病気と闘ってきた30年を綴り、病ある者の心の変化や苦難の意味、生きる力や勇気を説いた一冊。


【目次】
はじめに
一章 病気を知る不安
二章 悲劇のヒロイン時代
三章 悲劇のヒーロー(英雄)時代
四章 言葉に気を遣って
五章 病気とは仲良く
六章 苦難の意味づけと態度価値
七章 病気の隣にやさしさがある
八章 初心を忘れないために
九章 しおり一枚のお見舞
十章 思いがけないことが起こっても
十一章 病気の本は読まない?
十二章 奪っておきたい? 電車のイス
十三章 いつ言えるかな、「病気をしてよかった」
十四章 敗北か驕りか
十五章 難病患者として生きるとは
十六章 真の友とは
十七章 病気の中の自分、自分の中の病気
十八章 財産、利子、おまけ
十九章 生きる努力を続けて!
二十章 同情を求める気持ちを切りたい
二十一章 隠しておきたい心理
二十二章 教師癖? 教えたがり
二十三章 「ひらきなおり」の態度も
二十四章 苦しみにも免疫が働く
おわりに

【著者プロフィール】
髙谷 修(たかや・おさむ)
1948年8月18日北海道瀬棚郡北桧山町生まれ。5歳の時に重症筋無力症を発症し、自然寛解する。21歳の時に重症筋無力症を再発し、治療を続け現在に至る。通信教育で、玉川大学教育学科と佛教大学社会福祉学科を卒業。私立小学校に七年間勤務。佛教大学大学院教育学部修了修士。京都市左京区在住

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