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義経伝説物語: 英雄の生涯を辿る

(著) 岩渕国雄

作品詳細

悲劇の英雄、その素顔に迫る——
「平泉に不滅の金色堂の光芒がある如く、高館の地に義経の上に永遠に栄光が輝きやまないことを信じたいのです。」（本文より）平安時代末期の武将であり、歴史に翻弄された悲劇の英雄・源義経。本書は、義経に関する文学作品を追いながら、義経伝説や義経という人間の形成過程を明らかにした郷土史的見地からの義経研究書。

【著者プロフィール】
岩渕 実（いわぶち・みのる）
一九〇九年、岩手県一関市に生まれる。
旧制岩手県立一関中学校（現一関第一高校）卒業。
岩手県九戸郡山形村の来内小中学校長を最後に退職するまで長く県内の教職にあった。歌人。平泉町文化財保護委員・町史編纂委員を勤めた。一九九三年死去。

岩渕 国雄（いわぶち・くにお）
1942年　岩手県平泉町に生まれる。
東京学芸大学卒。
1966年　東京都立農林高等学校に勤務（担当教科・国語）。
全国高校生活指導研究協議会会員。