家族の絆を育む: アジアの子たちの里親として

(著) 花崎みさを

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作品詳細

「里親と施設、日本とアジア、豊かさと貧しさ、それぞれの意味を活動を通して考えさせられた年月であった。どの活動も多くの人々に知ってもらい、共に考えたい要素(テーマ)を持っているが、本書では里親としてのアジアの子どもたちとの日々を再現してみることにした。」(本文より)
初めての里子・トゥイさんを迎えてから23年——ベトナムやラオスなど、アジアの国々のたくさんの子どもたちの里親となり家族の絆を育んできた著者が、その日々を振り返り、現在の日本の児童福祉制度、そして「家族とは何か」について考察する。あらためて「家族」について考えるきっかけとなる一冊。

【著者プロフィール】
花崎 みさを(はなざき・みさを)
千葉県に生まれる。駒沢大学文学部英米文学科卒業。東京教育大学教
育学部特殊教育学科聴講(2年)
1967年(財)富士福祉事業団に勤務、月刊[ボランティア」の編集、「ボ
ランティア・スクール」の開催にたずさわる。
1969年スイスの国際児童養護施設「ペスタロッチ子どもの村」に勤務。
1971年帰国。(社)日本精神病院協会でOTA通信教育を担当し、1981
年退職しインドシナ難民児童の里親活動をはじめる
1984年東京福祉商経専門学校講師
1985年社会福祉法人一粒会児童養護施設「野の花の家」を開設、1991
年「フレンドシップアジアハウスこすもす」を開設、両施設長
著書
『ねえ、おかあさんさがして一すてきな「野の花の家」の子どもたち』(草
の根出版会)

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