
松江藩のお種人参から雲州人参へ: 島根の歴史小説
(著) 板垣衛武
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今まではほんに難儀しましたけんね。失敗の連続で親父は苦しんでましたけん、最後はお種人参と心中したやなもんです。儂はその恨みを晴らしたいと思った時もあった程です。
松江藩を舞台に、薬用人参の栽培と普及に命をかけた親子の物語。
[著者プロフィール]
板垣衛武(いたがきもりたけ)
1935年生まれ。兵庫県西宮市在住。
中国天津市で育ち、終戦で両親の郷里島根へ引き揚げた。
玉湯中学、松江高校(現松江北校)、大阪市立大学商学部卒業。
シャープ株式会社勤務後、自営業。
リタイアして、同人誌「関西文學」、「文藝かうべ」で、主として島根と大阪の歴史小説を発表してきた。
著書
『石見銀山―須佐高櫓城と銀山山吹城』関西文學 第六十四号(2008年)
『石見銀山―釜屋間步と大久保間步』「文藝かうべ」第三号(2012年)
『松江藩のお種人参から雲州人参へ: 島根の歴史小説』22世紀アート(2018年)電子書籍
『石見銀山ものがたり: 島根の歴史小説』22世紀アート(2018年)電子書籍
『石見浜田藩異端船頭二代記』22世紀アート(2019年)電子書籍/(2020年)オンデマンド
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