
商社マンたちの協奏曲――発電所EPCの男たち
(著) 片山直明
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[商品について] ―仕事に生きる男の格好良さがここにある― サラリーマンとして新しいことに挑戦するには少し遅いが、人生をあきらめるには早過ぎる――。インドネシアで発電所を建設する案件を持ち掛けられた商社マンの片岡は、そんな思いで発電所EPC(発電所の設計から、機器の調達、土木から建設工事までのすべてを請け負う仕事)に一から取り組む。しかし下請け企業とのせめぎ合いや事故による4カ月の遅れ、家族との死別など、その道のりは決して穏やかではなかった。はたして発電所は建設できるのかーー。商社でありながら発電所の建設を目指し、それに尽力した片岡をはじめ彼を取り巻く商社員たちの奮闘がいま始まる。 前作『安息日は二度と来ない:ダッカ1984・航空機事故とある商社マンの葬送歌(レクイエム)』に続く、すべてのビジネスマンと商社を目指す若者たちに贈る物語。 [目次] プロローグ 1.戸惑い 2.気付き 3.始まり 4.三銃士 5.強み 6.また一難 7.ホスピタリティ 8.バギバギ 9.紙 エピローグ エピローグ 1. エピローグ 2. 著者略歴 [出版社からのコメント] 仕事と家族へどう向き合えば良いのか。片岡という登場人物を通してそんなことを考えさせられる一冊です。仕事に本気で向き合う中、故郷で脳梗塞が再発してしまう父、相次いで亡くしてしまった姉。その家族の死を前にして片岡は何を思うのか。その気持ちに共感し、切なくも前を向きたくなる物語でした。海外で発電所を建設するという大きな仕事を牽引する裏で繰り広げられる家族との物語にも是非注目していただきたいです。 [著者略歴] 片山 直明(かたやま なおあき) 1953年7月28日生まれ。 東京都出身。 早稲田大学商学部卒業。専攻はマーケティング。 1976年4月、新卒で大手総合商社に入社。 2018年7月に退職するまで、内外で、一貫して電力部門を担当した。 神奈川県川崎市在住。
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