ヒマラヤトレッキング・北アルプス登山 スケッチ山旅

(著) 磯崎純子

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作品詳細

[商品について]

―スケッチで楽しむ仏性を開く冒険の旅―

あまりにも違うヒマラヤ南側のネパールと北側チベットの地形を体感する旅となったネパール・チベット横断の旅、ネパールとチベットの国境を徒歩で越え向かった西チベット・聖山カイラスと聖湖マナサロワールへの旅、世界第三位の高峰カンチェンジュンガの西に連なるジャヌーを描くスケッチの旅、山岳スケッチ旅の原点ともいえる開田高原、そして日本が誇る北アルプスの名峰たち――画家として、登山家として魅せられ描き続けてきた20年以上にわたるスケッチをまとめた作品集。


[目次]

ネパール・チベット横断の旅

一、ポカラ ペワ湖のほとり

二、「青い山」ニルギリ峰

三、ダウラギリと聖地への道

四、ホテル・エベレストビュー

五、朝一番のエベレスト山群

六、タムセルクと飛行場

七、コンデ峰とナムチェバザール

八、カトマンズ 明日はチベット

九、ラサのポタラ宮殿 シッキム上空を飛んで

十、ヤムドク・ツォ(湖)はチベットの空の色

十一、ギャンツェ 交通手段は馬かロバ

十二、シガツェ タシルンポ寺の門前で

十三、パン・ラ(峠)からの展望

十四、チョモランマ北面とロンブク寺

十五、ティンリ村の朝の風景

十六、国境の町 ザンムー

カイラス巡礼

一、ネパール西側からトレッキングで

二、カトマンズの街で

三、フムラ地方 シミコット

四、カルナリ川沿いのトレイルを馬で

五、日本食でテント生活

六、サイパル、アピ山のヒマラヤ登山史

七、ナラランガ峠を越える

八、軍事の要衝 プラン

九、聖湖 マナサロワール

十、ナムナニ峰と巡礼基地タルチェン

十一、巡礼者を見守るカイラス山

十二、カイラス西面の見える所まで

十三、野生動物の楽園

十四、乾いた大地を走る

十五、チョモランマBC 今年も

十六、夏の宮殿 ノルブリンカ

カンチェンジュンガ グンサの春

一、シェルパ族の村

二、ついにジャヌーに会う

三、ロナークへ

四、雪の朝

五、突然ダウン

六、ネパールの子供たち

ランタン谷 トレッキング

一、奥飛騨山中で出会った男

二、槍ケ岳に登るつもりが穂高岳山荘

三、暗い夜道を必死に――再会

四、ネパールへ――まずはエベレスト街道

五、ランタン谷最奥の村で倒れる

六、楽しかった山旅に乾杯

ゴーキョ・ピーク登頂 トレッキング

一、エベレスト山群

二、クンビラ山

三、手紙は届かず

四、いよいよ出発

五、チョラツェとタウチェ

六、ゴーキョに到着

七、イエローバンド

八、ペリチェの丘より

九、旅の終わりに春の雪

アンナプルナ内院へ

一、プーン・ヒルへ

二、憧れの雪峰

三、アンナプルナ・サウス

四、マチャプチャレ

五、チョムロンより

六、近づくマチャプチャレ

七、BCから

八、女王アンナプルナⅠ峰

九、サウス峰の裏側

十、四時間の内院

十一、内院をあとに

あとがき

スケッチ 北アルプス

1 旅の始まりは開田高原

2 四半世紀前の乗鞍高原

3 焼岳秋色

4 秋の西穂高岳

5 冬の上高地

6 嘉門次小屋

7 涸沢カールの紅葉の中で

8 登りそこねた北穂沢

9 はじまりは 穂高小屋

10 屏風のコル

11 燕山荘

12 大天井(おてんしょう)岳(だけ)を越えて

13 ヒュッテ西岳から

14 槍を目指して

15 槍ヶ岳山荘

16 烏帽子岳から富山へ抜ける

17 野口五郎小屋

18 高天ヶ原へ

19 雨の雲ノ平

20 薬師沢小屋

21 太郎小屋をあとに

22 ‘98年に改築 ピカピカの双六山荘

23 笠ヶ岳 (2897㍍)

24 名月に浮かぶ槍 穂高

25 お正月の穂高平

26 穂高平からの錫杖岳

27 穂高平 牧場

28 奥飛騨の槍ヶ岳 5月

29 伊(い)西(にし)峠(飛騨市)から薬師岳

30 立山

31 富山平野の春

32 剱岳遥か

33 うるわしき白馬三山

34 白馬大雪渓でスキー

35 春山スキー 針ノ木大雪渓

36 浅春 鹿島槍ヶ岳

37 厳冬の甲斐駒ヶ岳

38 北岳

あとがき


[担当からのコメント]

世の中には山を描いた絵はたくさんありますが、ヒマラヤやネパールの山々に登って描かれたものはそれほど多くはないのではないかと思います。無心に描いたときにできるという、写真では決して味わうことのできないスケッチ作品の魅力を、ぜひじっくりとお楽しみください。


[著者プロフィール]

磯﨑 純子(いそざき・じゅんこ)

画家・エッセイスト

1944年 茨城県ひたちなか市生まれ。

東京でOL後 山とスキーが好きで白馬村、北海道に移り住み、日本一周冒険旅行をする。山岳画家、故足立真一郎と知り合い「白芽会」会員となる。長野市にアトリエを建て画業に専念。

1993年、スイス、ヨーロッパへのスケッチ旅行を皮切りにシルクロードへも。のち、ヒマラヤが中心となりネパールやチベットへスケッチ旅行。「白芽会」グループ展(東京)。個展多数。長野県山岳協会「山学山遊会」会員。

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