宇和島の文学
(著) 谷岡武城
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―知られざる宇和島文学、その豊かさを読む―
松尾芭蕉の生母から『世界の中心で、愛をさけぶ』の片山恭一まで、今も昔も宇和島は多くの文学の土壌となって日本文学の豊かさに貢献してきた。本書は、そんな宇和島の文学を、宇和島の作家や著名人、宇和島を題材にした文学や演芸など様々な視点から調べ集め、主に近世から近現代までの作品を中心に鳥瞰した宇和島文学通史ともいえる作品である。
[目次]
推薦の言葉
第一節 古 代
第二節 中 世
第三節 近 世
一 和 歌
二 連歌・俳諧
三 小 説
四 実 録
五 浄瑠璃
六 随筆・紀行・日記・教訓物
七 人 物
八 四国遍路紀行
第四節 近代・現代
一 短歌
二 俳句・連句
三 川 柳
四 詩
五 唱 歌
六 童謡・少年詩
七 小説
八 戯曲
九 映画・脚本
一〇 評 論
《参考文献》
あとがき
著者プロフィール
[担当からのコメント]
新たな文学との出会いは、いつも思わぬところに転がっています。それは書店の棚であったり、ふと目にした新聞広告であったり、別の作品にひょっこりと顔を出すものであったりします。本書は、そんな新しい出会いをしたい方にぴったりの一冊です。ぜひご一読ください。
[著者プロフィール]
谷岡武城(たにおか たけしろ)
昭和六年生まれ。
旧制宇和島中学卒業後、愛媛師範学校を経て昭和二四年、愛媛大学入学。
昭和二八年、愛媛大学卒業後、県内公立高校に勤務(教科・国語)。平成三年、定年退職。
中世文学会会員。
宇和島市・西予市の市民講座(源氏物語)講師。
宇和島市文化財保護審議会会長。
愛媛県現代俳句協会副会長。
南予俳句協会副会長。
宇和島俳句協会会長。
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