『夢、一路』第3版:サイクル人生、燃料は夢──気づけば自転車で世界をめぐってた

(著) 小池ひろのり

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作品詳細

[商品について]
―ぶれずに真直ぐ、夢の実現はその先にある―
高校一年の時に自転車を自力で組み立て徐々に自転車で遠出をするようになってからというもの、高校卒業後の西日本一周サイクリングからアメリカ大陸横断、やがてシルクロードサイクリングへと目標を達成するたびに夢が広がっていったサイクリング人生。「夢は必ず実現する」という信念で常に新しい夢に突き進んできた著者が、世界へと繋がっていった様々な冒険、支えてくれた友人や家族、教師という仕事や政治家への転身など、これまで歩んできた道のりを感謝と共に振り返った回顧録。

[目次]
序に寄せて
「序に寄せて」……その① 「炎の人・小池ひろのり」
「序に寄せて」……その②
はじめに
第一部 飛翔―私の〝青春〟(十八歳~五十二歳)
十八歳、単身神戸にやって来る
いよいよ私の人生が始まった
自転車西日本一周で得たこと
次は、アメリカ大陸自転車横断だ!
アメリカ大陸横断は、計画段階で完走していた
方向感覚さえマヒさせる砂漠、そして峠越え
六甲山全山縦走に初挑戦から二十五回完走まで
日本列島縦断記録に挑戦 日本記録達成〝九日二十一時間二分〟
中国大陸全土自転車完全走破
無心・無我夢中
赤穂義士祭に、早籠の代わりに自転車で
トライアスロン世界選手権(ハワイ大会)完走
なぜサイクリングは続けられたのか
五十歳にして剣道入門、大学院入学
第二部 神戸定着を決心、子育て奮闘期!(十九歳~二十九歳)
神戸市職員採用試験を受験
温かく見守ってくれた生田区役所の皆さん
神戸に定住を決意
核家族で育児に挑戦 一九七五年十月十日
パートのための保育所? 一九七七年七月一日
保育所に置き去る役目と迎える役目 一九七七年八月二十六日
沿道で摘んだ一輪の野の花 一九七八年十月十六日
第三部 私の宝、〝教師冥利〟(二十五歳~四十五歳)
私が教師を目指したきっかけ
一九七五年、兵庫県立高等学校英語教諭で教壇に
定時制高校生の足が遠のく理由(わけ)
「みんな、俺達のために、なぜそこまで……」
校長室に怒鳴り込む
一年間の成果、進級判定会議
生徒みんなで支え合ったクラス
その日、二度目の卒業式!
最初で最後の体罰で心が痛む
国際理解教育の必要性
一年生の三分の一が短期留学に殺到
初月給で持参した酒!
教師冥利を感じながら……
ハングリー精神と学食
大学受験に向け〝三兎を追え〟
教師の役割
なぜ、教師を辞め政治家を目指すのか
第四部 素晴らしき〝石子路〟(三十四歳~五十三歳)
サイクリングを通じて日中交流を! 準備~第一次訪中 一九八三(S五十八)年
エッ! ママチャリで中国? 第三次訪中 一九八五(S六十)年
ハルビン~上海三千五百キロに挑戦! 第五次訪中 一九八七(S六十二)年
現地交渉 第六次訪中 一九八八(S六十三)年
〝一杯の水〟で変身! 第八次訪中 一九九〇(H二)年
千里の道も一歩から~シルクロードへの序走~ 第十次訪中 一九九二(H四)年
十八年の夢、ついに実現へ 第十次選抜隊
シルクロードの最難関〝虎の牙〟 第十次選抜隊
中国全土走破へ夢はふくらむ 第十次訪中 一九九二(H四)年
チベットで高山病と闘いながら走破 第十二次訪中 一九九四(H六)年
震災を乗り越える〝光〟 第十三次訪中 一九九五(H七)年
八十六歳で中国サイクリング 第十七次訪中 一九九九(H十一)年
〝一人一役〟は正しかった 第十九次訪中 二〇〇〇(H十二)年
― 帰国後、参加者の感想 ―
二十八年の夢、ついに実る! 第二十一次訪中 二〇〇二(H十四)年
石子路の素晴らしさ 第一次~二十一次訪中 一九八三(S五十八) ~二〇〇二(H十四)年
番外編『そして、白寿の扉をあけたい』 二〇〇八(H二十)年
兵庫県石子路之会の歴史
第五部 ミニ集会で、発表した私の思い(五十八歳~現在)
夢は必ず実現する 二〇〇八年三月二日
本当の幸せとは 二〇〇八年四月二十九日
感動を与えてくれた北京オリンピック 二〇〇八年九月一日
真・善・美について 二〇〇八年十二月七日
時々の初心を力と糧に 二〇〇九年四月一日
頑固さと柔軟さ 二〇〇九年六月十九日
父からの遺言 二〇〇九年十月十日
小学校の英語導入について 二〇〇九年三月十五日
ストレスをテーマにした会場で 二〇〇九年十二月六日
今という時を大切に 二〇一〇年三月二日
共生の実践 二〇一〇年八月六日
親の背を見て子は育つ 二〇一一年十月七日
一筋の人生 二〇一一年十一月二十七日
第六部 徒然なるままに(四十五歳~現在まで)
選挙事務所開設と大震災 一九九五年一月十五日
阪神・淡路大震災の記憶 一九九五年一月十七日
只今二浪八年目、来年四月三度目の挑戦(後援会総会にて) 二〇〇二年七月十二日
海外視察は止めるべきか 二〇〇三年十月一日
=日豪交流三十周年、兵庫県・西オーストラリア州友好提携二十五周年記念= 兵庫県小・中・高校生豪州研修 〝結団式〟にて 二〇〇六年七月十五日
「兵庫県小中高校生豪州研修」を振り返って(オリエンテーション) 二〇〇六年九月十五日
教員の早期退職者増に危惧 二〇〇八年四月六日
ブラジル移民百周年訪問団に参加して 二〇〇八年七月一日
兵庫教育に思う 二〇〇八年九月八日
県会議員二期目の一年を振り返って 二〇〇八年十二月五日
定時制高校にもっと光を 二〇〇九年三月十二日
県会議員三期目に向けた総会 二〇一〇年三月二十八日
まな板の上の鯉! 二〇一〇年三月二十九日
To be or Not to be! 二〇一〇年八月十二日
東日本大震災を現地調査して 二〇一一年五月二十四日
県会議員三期目に当選、〝私の決意〟 二〇一一年六月三十日
原発依存から自然エネルギーへ 二〇一一年八月三日
防災先進県「兵庫」の役割 二〇一一年九月二十八日
自立につながる福祉政策へ 二〇一一年十月一日
神戸に恩返しを 二〇一一年十二月二十日
皆さんにお願い! 二〇一二年一月一日
第七部 その後(二〇一二年十二月〜二〇二三年三月)
児童養護施設の子供たち 二〇一五年十月五日
奨学金制度の政策提言 二〇一七年二月十五日
エレベーターから学んだこと 二〇一七年六月六日
夜間中学創設の意義 二〇一九年十月一日
『平和追求か軍拡か』 二〇二二年八月十五日
第八部
I.小池ひろのりのあゆみ
Ⅱ.兵庫県石子路之会の訪中記録
Ⅲ.読後感に代えて
著者プロフィール

[担当からのコメント]
兎にも角にもヴァイタリティがすごい本書、人生やるかやらないかならやった方がいいと思わせてくれる元気に充ちています。若い方はもちろん、中高年の方にもぜひお薦めしたい一書です。

[著者プロフィール]
小池 ひろのり(こいけ ひろのり)
1949(S24)年8月12日生まれ 愛知県出身
神戸市外国語大学外国語学部Ⅱ部英米学科卒業
神戸大学大学院法学研究科博士課程前期修了
兵庫県立高等学校教諭(20年) 芦屋大学講師・客員教授(17年)
兵庫県石子路之会会長(20年)現顧問
法務省保護司(24年)
兵庫県議会議員(5期20年)
米国ロサンゼルス市長より栄誉市民賞
中国北京市をはじめ各省人民政府より栄誉証

著書:『ツール・ド・中国 ハルビン~上海3500キロ』(神戸新聞出版センター 1988年)
『シルクロードは熱風怒濤』(マガジンハウス 1994年)
『請等一下! ツール・ド・中国』(文芸社 2004年)
『夢、一路』(文芸社 2012年)
『我が異邦』(自費出版)
国際交流関係著書多数

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