伊豆の与太郎日記

(著) 堀直昭

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作品詳細

「目覚めると外は黄昏ている。頭はボンヤリとしていて、もはや絵を描くような状態ではない。こういうのを自堕落というのだろうか。(中略)かくして、貴重な一日が浪費された……。残念!」(本書「伊豆の与太郎日記1」より)
平成二年から伊豆高原に隠遁し始めた貧乏画家。そんな男が薪割りや農作業、制作の合間をぬって自分の波瀾万丈な人生について書き綴った一冊。将来の夢について悩む青春時代、作品制作が進まない時の苦労、伊豆高原での貧乏ながら笑いの絶えない日常などなど——笑いあり、驚きあり、そしてちょっぴりほろ苦い、一貧乏画家の人生の回顧録!

【著者プロフィール】
堀 直昭(ほり・なおあき)

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