忙しすぎる先生たちへ : 時間を生み出しストレスをなくすコツ

(著) 轟和男

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作品詳細

[商品について]
―いま「ゆとり」が必要なのは、子供ではなく先生です―
毎日の授業に生徒指導、各種打合せ、会議や研修会など、教師は息をつく暇もなく目まぐるしい日々を過ごしています。それなのに学習指導要領で授業時数が増やされ、仕事は次から次へと出てくるのに教職員の勤務時間は圧縮されるーーこれではいくら頑張っても仕事は終わらず、何れは病気になりかねません。そうした状況にある世の先生方のために、本書ではどうすれば時間に追われずに仕事に取り組み、授業や教師人生を充実させることができるかを、すぐにでも実践できるテクニックとしてまとめました。時間の生み出し方から人間関係まで、忙しい先生へのヒントが詰まった一書。

[目次]
はじめに
第1部 時間内にどんどん処理して余裕を持とう
Chapter1 あなたは、時間を生み出すことができますか?
頭の中の思考回路を複線・複々線にしてみましょう
あなたの思考回路は既に複線となっています
複線の思考回路を上手に使うコツ
複線の思考回路には、切り替えスイッチが大切です
休み時間も有効に使いましょう
Chapter2 趣味を生かして、本気で楽しく遊ぼう!
あなたは、趣味を持っていますか?
趣味に没頭し、本気で遊ぼう!
Chapter3 物を作り上げましょう
「生きる力」との結びつき
動物を飼い、植物を育てよう
ホームセンターをブラブラしよう
もったいないと感じたものを再利用しよう
Chapter4 校内研修をより効果的に(教員の目標「よく遊び、よく遊べ」)
第2部 ストレスをつくらないで気楽に生活しよう
Chapter1 自分自身の行動を振り返ろう
拾い上手、捨て上手になろう!
動線を見直し、無駄の少ない動きをしよう
できることは溜めないで、どんどんやってしまおう
学校でも家庭でも同じ行動を!
気晴らしをして、爽快になろう
Chapter2 他人や物事へのかかわり方を考えよう
腹を立てないようにしよう
夫婦では「できることは、できる人がやろう」
気を使わなくてもよいものは無視したり聞き流そう
大切なリセットボタン
Chapter3 自分らしさを積極的に出そう
人のふんどしで相撲をとるのはやめましょう
人真似したら自分のものにしよう
「同じ格好をして満足しているらしい」ということ
背伸びをしないで素直に表現しよう
自分の持つ顔に自分らしさを出そう
Chapter4 こんな素晴らしい人たち
幅広い専門の知識を持っている人
貴重な体験をしている人
ダメなことは「ダメ」と言える先生、「イイヨ」と言える管理職
汚れを嫌わず、笑顔で汗を流せる働き者
超忙しいけど「忙しい」という顔をしない
おわりに
著者プロフィール

[担当からのコメント]
いかにストレスをためずに生きていくかというのは、現代人の誰もが抱えるテーマです。その意味では、本書は学校の先生だけでなく他の仕事でも参考にしていただける内容となっています。ぜひご一読ください。

[著者プロフィール]
轟 和男(とどろき かずお)

1950年9月11日、埼玉県寄居町の農家の長男として生まれ、地元の小・中学校、埼玉県立松山高等学校を経て、東京理科大学理学部物理学科を卒業する。1975年4月、東京都豊島区立池袋中学校の理科の教員としてスタートし、埼玉県川越市立高階中学校、熊谷市立富士見中学校で教鞭をとる。その後、町や県の指導主事を経験し、小学校や生徒指導困難校の校長を務めて、最後の4年間を母校の寄居町立男衾中学校の校長で定年退職を迎える。趣味は、ドライブ、登山、料理。3人の息子たちも皆化学系の大学を卒業し、良く育って満足している。

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