溝井博彌 油絵作品集

(著) 溝井博彌

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作品詳細

[商品について]
――絵を描くうえで大切とされている感性、英語でいうと次のうちどれでしょうか。
1. Skill、 2.Endeavor、 3.Sensitivity

正解は、本書作者「あいさつ」をご覧になり、感性豊かな作者の絵画作品の数々をお楽しみください。
この作品集は作者が定年退職後、何より好きだからやってみようという気持ちで油絵を始め、約16年に渡って制作した絵画作品のほとんどを時系列的に収録したものである。この作品を見ていると作者の成長過程が如実に表れている。カルチャーセンターを経て、より本格的に学ぶためアートスクールへ通い、恩師からの最初の挨拶に感銘を受け、絵画の基礎を学ぶより長い社会人生経験で磨かれた感性をもとに構成と色彩を重視した作品(主に風景画)を描くようになる。加えて感動する心、感じる力、五感の鋭さも磨いた。調和のとれた人格、豊かな人生経験、鋭い感性、それを表現する技術力を身につけ、絵を見た人がきれいだと感じる、楽しくなる、幸せになる、心が休まるような絵を描き続けた。この本は各展覧会での出展作品もさることながら入賞を果たした数々の作品を作者自らが手作業で制作、編集し作成した一冊である。亡くなられた奥様との幸せで、楽しい、心安らぐ日々の生活や国内外への旅行の思い出がいっぱい詰まった温かみ溢れる作品集である。

[出版社からのコメント]
定年後から始められたという油絵、このような素敵な作品の数々を生み出されたことにただ驚くばかりです。どこか懐かしい郷愁を思い出すような感覚、また自ら直接旅行し目の前に広がる風景を見ているような感覚を覚えます。まだ足を踏み入れていない土地に関しては、絵画と同じ場所に行って同じ風景を見てみたいと感じる作品ばかりです。作者が定めたモチーフを元に一つ一つ異なる色彩や構図で描かれており、写真では表現出来ない作者の気持ちがこもった作品集です。奥様への優しい想いが詰まった作品に心打たれること間違いなしです。

【著者プロフィール】
溝井 博彌(みぞい・ひろみ)
1932 年 広島市に生まれる
1953 年 広島大学政経学部卒
同年都市銀行入行
1983 年 地方銀行役員
1994 年 同行顧問、企業社外監査役
1997 年 横浜アートカレッジ(現関内アートスクール)で油絵を習い始める
2005 年 町田市民ホールギャラリーにて個展開催
2006 年 東京会館ギャラリーにて個展開催(企画展)
2008 年 創元展出展(以後5 回出展)
その他これまで創造展,大翔展、町田市美術展、関内アートスクール作品展、風景画クラスグループ展(踏青会展)他一般公募展など出展、町田市美術協会会員

創元展出展作品 
綾のトスカーナ 120 ページ  
船の棲むまち 139ページ
山肌燃ゆ 147 ページ
春・岬へ 159ページ
秋景 164 ページ

公募展入賞作品
東京新聞ショッパー展 「霧晴れる」 32 ページ(特別賞)
東京新聞ショッパー展 「赤いマスト」 46 ページ( 東海美術賞)
町田みどりクラブ連合会展 「煌めく運河」 53 ページ(市長賞)
ILEC展 「二人の春」 61 ページ( 奨励賞)
全日本ア̶トサロン大賞展 「奥秩父春陽II」   64 ページ(佳作賞)
サロン・デ・ボザール展 「ワーゲンと東屋」 70 ページ(奨励賞)
ILEC展 「海とバンガロー」 71 ページ( 佳作賞)
TAMA・デ・アート展 「メキシコの渚」 72 ページ(佳作賞)

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