立山杉ー生命(いのち)の森 高橋敬市写真集

(著) 高橋敬市

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作品詳細

[商品について]
―見上げれば、時がまっすぐ伸びている―
北アルプス立山の麓にある山村・芦峅寺で偶然出会った立山杉。その古杉は前後左右でそれぞれ異なる姿を持ち、幹にはミズメの木を宿していました。長い年月をかけて姿を変えてきたであろうその杉は、どこか語りかけてくるような不思議な魅力がありました。以来私は彼らに出会いたくて、春夏秋冬、四季折々の姿を求めて立山に通い続けたのです。本書は、そんな日々の中で私が写し撮った立山の自然と立山杉たちとの記録です。悠久の時を生きる立山杉、その魅力を立山の自然と歴史と共にお楽しみください。

[担当からのコメント]
最近でこそ杉は花粉症の元凶のように言われていますが、日本人は古くから杉を自然信仰の中で敬い、その命と共に生きてきました。本書には、そんな私たち日本人の記憶を呼び覚ますような杉たちの姿が収められています。ぜひご一読ください。

[著者略歴]
高橋敬市(たかはし・けいいち)略歴
1950年 高知県高知市に生まれる。
1971年 北アルプス立山、劔御前小屋に勤務。
1979年 山岳気象に興味を持ち、雲の写真を撮り始める。
1981年 写真家として撮影活動に入る。1986年から一年半カナダ(ロッキー山麓)に在住する。
1989年 埼玉県所沢市より富山県立山町に移り住み、自宅の一部に写真ギャラリーを開設し、創作活動を続ける。
1992年 写真集「立山明媚」を出版する。
1996年 写真集「風光劔岳」、記録写真集「霊峰立山の賦」を出版。
1998年 写真集「弥陀ヶ原散策」を出版。
2000年 写真集「立山花草木」を出版。著書に「立山・劔岳 山の天気とことわざ」「ライチョウ」。
ガイドブックに「立山・劔・薬師岳」「白馬・立山・劔岳」等がある。
全国ハイビジョン手づくりソフトフェスタで「立山讃歌」が'99グランプリ受賞。
作品を諸雑誌に発表する傍ら、県内外で写真展、写真教室、講演、出版活動を続け現在に至る。
愛用カメラ機材 ペンタックス6x7、645、LX、E-Xデジタル

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