鉄道マンのキンシャサ日記: コンゴ川に心の橋を

(著) 片瀬貴文

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作品詳細

「しばらくの間、皆さんも一緒に、ザイールの人たちの汗とピリピリの香りでムンムンした熱気にあふれた町、南緯四度、サバンナの二〇〇万都市キンシャサの一住人になっていただくことができれば、幸いこれに過ぐるものはない。」(本書「はじめに」より)
赤道直下の国ザイールに日本政府から派遣された国鉄マンが、アフリカ最大の橋「マタディ橋」の建設を目指す! ザイール政府機関からのボイコット、日本生まれの「ソフトテニス」で現地の人々と交流、「ザイール国民栄誉賞」受賞など、橋完成までの軌跡を綴った珠玉の体験記! 
これは、赤道直下で起こった、感動のヒューマンドラマである——

【著者プロフィール】
片瀬 貴文(かたせ・たかふみ)
主な経歴
1930 大阪府箕面村生まれ 金沢一中 四高 京大
1953 国鉄入社 静岡 福島 岩手と各地で実習
1960 本社に召集され東海道新幹線基本設計
神奈川県下の工事を担当
無事東京オリンピックに間に合わせ開業
1965 青函トンネル 本四架橋など全国鉄道綱改革に従事
1968 世界鉄道会議(ウィーン)冒頭基調講演「世界初高速鉄道の社会効果」
1969 ロンドン鉄道ファンクラブ招待講演「新幹線による輸送革命」
1975 ザイール(現コンゴ)民主共和国 国民路線建設公団総裁
1977 国鉄大阪工事局長
1981 中央復建コンサルタンツ入社
1993 社長
2002 退社
2005 フォーラムSA主宰

(その他の主な職歴)
土木学会 地盤工学会 建設コンサルタント協会 各関西支部長名誉 会員
大阪大学講師

(表彰など)
土木学会著作賞(第3回)
ザイール栄誉国民賞
工学博士 技術士
吹田ロータリークラブ会員

(著作・ブログ)
「新幹線の計画と設計」1968年 山海堂
「国鉄マンのキンシャサ日記」1981年 交通協力会 土木学会著作賞授賞 52,000部
「ヨーロッパの旅」1990年 
「私の旅」2000年 各私費出版
「おやじの歩いた地球」1996年 はるか書房
「1961年のパリだより」2019年 メディアランド
「ソフィーさんのトラベルページ」「片瀬貴文さんのトラベルページ」等ブログ
約150万字 訪客約350万人

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