[写真紀行]さそわれて、時の旅──若狭・近江古寺巡礼と東京本郷界隈散策

(著) 高橋昇一

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作品詳細

[商品について]
―その風景の先に、旅がある―
天徳寺境内を奥に進めば、そこには瓜割の滝をはじめ清涼な清水の湧き出る名水の森が広がっている。芳賀山の麓にひっそりと建つ古寺・芳賀寺に入れば、元正天皇の御影と言われ女性的な美しさにあふれる十一面観世音菩薩立像に出会う。湖東三山の険しい山中を分け入れば、厳しくも美しい自然に優しくたたずむ古寺と仏の温もりを感じる。文豪や文化人に愛された東京・本郷界隈をめぐれば、かつての青春といまの青春、古き時間と新しき時間が流れる時の狭間に迷い込む──人に誘われ、歴史に誘われ、文化に誘われながら、心に沁みる時の風景を旅する写真紀行。

[目次]
※若狭古寺巡礼
瓜割名水公園、天徳寺、多田寺、国分寺、萬徳寺、
明通寺、鵜ノ瀬、妙楽寺、円照寺、羽賀寺、徳賞寺
国吉城資料館
※近江古寺巡礼
湖東三山→金剛輪寺、西明寺、百済寺
湖南三山→常楽寺、長寿寺、善水寺
教林坊、観音正寺、西應寺、大池寺、永源寺
※本郷界隈散策
湯島天神、無縁坂、東大構内(本郷・弥生)、
根津権現

[担当からのコメント]
本書を読んでいると、海外の旅もいいけれど、国内には国内でしか味わうことができない旅の良さがあると改めて思います。美しい写真と共に日本の風景を味わう旅、ぜひごゆっくりお楽しみください。

[著者略歴]
高橋昇一(たかはし・しょういち)
1948年11月3日生(福井県)
1971年法政大学文学部卒業
2008年医薬品・日用品卸を経て海外向け眼鏡製造商社を退職
現在、三国写友クラブ所属
【出版】
書籍
2004年『清熱より創造へ』(東京図書出版)
2005年『惜しみなく時は奪う』(前進商会)
2015年『草枕』(文芸社)
写真集
2013年10月~2018年12月
①「捨恋苦」②「虞美人草」③「浜昼顔」④「三百六十五夜」⑤「曼珠沙華」⑥「唐獅子牡丹」⑦「南仏・スペイン」⑧「純情二重奏」⑨「東京大学」
電子書籍
2020年4月 『南仏・スペインの旅』22世紀アート
2020年8月 『アガペーの光』22世紀アート
2021年2月 『随想ポートレート』22世紀アート
2022年7月 『随想ポートレートⅡ』22世紀アート
2022年12月 電子書籍「南仏・スペインの旅」を全国書店流通本として発売(日興企画)

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