母との糸電話 俄か坊主の歌詠み奮闘記

(著) 鈴木公全

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作品詳細

[商品について]

耳遠き母との通話は糸電話あそびに興ずる子どもの境地(本文より)



企業を退職後、東大寺の僧侶となり、やがて短歌と出会った著者。

本書は、その歩みの中で生まれた短歌と、その歌に隠された体験・記憶・思索を丁寧に綴った歌文集。

・その歌が生まれた瞬間の出来事

・家族や仕事、海外駐在の記憶

・仏教や日本文化へのまなざし

・震災や社会の変化に対する思い

様々なテーマのもとに生まれた歌を、静かに、そして深く語る。



古書店で落ちた一枚の紙、庭に咲く花、老いた母との会話――そんな日常のささやかな風景が、やがて時代や社会とつながり、「生きてきた時間の重み」として立ち上がる。



短歌を読む本でありながら、「人生を読み直す」一冊。

忙しい日常の中で、立ち止まる時間を。



[著者略歴]

鈴木公全(すずき・こうぜん)



本名 鈴木正之(まさゆき)

一九四四(昭和十九)年  東京に生まれる

一九七〇(昭和四十五)年 横浜国立大学大学院修士課程修了 化学工学専攻

             武田薬品工業(株)に入社

二〇〇二(平成十四)年  武田薬品工業(株)からミナベ化工(株)へ転籍

二〇〇四(平成十六)年  第二二〇代東大寺別当北河原公敬大僧正を師僧として得度(法名)鈴木公全

二〇〇五(平成十七)年  ミナベ化工(株)から日本エンバイロケミカルズ(株)へ転籍 直ちに、Davao Central Chemical Corporation(DCCC・比国)に出向

二〇〇八(平成二十)年  一身上の都合によりDCCC社社長を辞任

             帰国後、程なく寺男として東大寺に就職、現在に至る

             華厳宗僧侶としての現・僧階は権律師



             著書『吸着技術ハンドブック』NTS(共著)

             『最新吸着技術便覧』技術情報センター(共著)

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